イミグレコラム

MONTHLY ARCHIVES

就労ビザ保有者のOHIP申請について

今月はワークパーミット保有者のオンタリオヘルスインシュランスプラン(OHIP)申請について、最近の事例をもとにその留意点を取り上げました。 隣国USではオバマケア撤廃の議論が盛んだが、カナダでは州政府によるカナダ市民、永住権保有者、外国人就労者を対象とした健康保険プランが確立されている。オンタリオ州では、OHIPに加入するとファミリードクターや専門医での診察、年一回のメディカルチェックが無料で受け …続きを読む

永遠になくならないゴーストの暗躍

今月は最近特にメディアで取り上げられることの多い無資格コンサルタント(ゴーストコンサルタント)の活動についてです。 カナダ移民法に移民申請の代理人資格規定が加えられたのが2004年。それから10年以上経った今でもゴーストコンサルタント(以下、ゴースト)の暗躍はなくならない。CBCニュースの最近の記事によると、BC州のゴースト、Xun (Sunny) Wangが有罪判決を受け7年の懲役で現在服役中と …続きを読む

Express Entryルールの2年ぶりの改訂

今月は、11月19日付で発表された連邦政府の移民申請システム、Express Entryのルール改訂について、そのポイントを説明します。 2015年1月より始まったExpress Entry(EE)ではこれまで47回の選定(Draw)が行われ、その間蓄積されたデータと、移民省大臣によるパブリック・コンサルテーションを通じて集められたステークホルダーからの声を考慮する形で、初めてのルール改訂が行われ …続きを読む

ワークパーミットが必要かどうか迷うケース

今月は就労のためにワークパーミットが必要かどうか、いくつかの例を挙げて説明します。 ワークパーミットが必要かどうかは、まず自分の行う活動が就労に該当するかどうか、そして、就労に該当する場合にワークパーミットが必要かどうかの2つのステップで判断する必要がある。就労かどうかは、移民法における就労の定義、”賃金や報酬を支払われたり、労働市場においてカナダ人または永住権保有者と直接競争する活動 …続きを読む

学生ビザに関する最近のポリシー変更について

今月は7月13日に発表された学生ビザ発行の新しいポリシーについて説明します。 最近は政府の移民法関連のニュースがIRCCウェブサイト上で統一された一つのポータルから発表されないため、申請者は重要な情報にもすぐに気がつかないという事態が起こっている。今回の学生ビザに関するポリシー変更も、“ファミリークラスの審査プロセス中に申請者がHIV  Positiveであることが判明した際のスポンサーへの自動通 …続きを読む

入国時のトラブルを避けるために

今月は入国の際のトラブルとその予防策について説明します。 カナダの入国審査を通過するときには、誰もが一瞬緊張するものである。無理にフレンドリーな態度を装っても不愛想なオフィサーの前では全く効果なしである。最初のイミグレーションのゲートで話が予想しない方向に進み、セカンダリー・インスペクションに誘導されて長時間尋問にあった人もいるだろう。オフィサーの裁量(あるいは、気分)しだいと言われるカナダのイミ …続きを読む

不人気プログラムにチャンスあり?

今月はケアギバークラスからの移民申請について説明します。 2014年11月に従来の住込みナニープログラムが改訂され、ケアギバークラスとして2つのパスが作られた。新しいプログラムは”住込み”が必須ではなくなったものの、その他の要件が若干厳しくなったことから、以前ほど人気がなくなってしまった。就労ビザ取得のために必要なLMIA(Labour Market Impact Assessment)の審査が極 …続きを読む

ファミリークラスの不可解な条項

今月は移民・難民保護法(IRPA)におけるファミリークラスの不可解な条項についての一考察です。 現政権は、家族の再統合を移民政策の最重点課題の一つと位置づけ、ファミリークラスからの永住権発行数を増やし、審査プロセスを効率化し、審査促進のために25ミリオンドルを投じると発表した。もちろん家族が安心して一刻も早く共に暮らせるようにすることは、人道的にも、長期的には経済効果が期待されることにも異論はない …続きを読む

虚偽申請の適用範囲について

今月は移民・難民保護法(IRPA)第40条に規定されている虚偽申請(ミスリプレゼンテーション)について最近の判例を使って説明します。 弊社が実際に遭遇したケース、”移民申請に通るように職歴のレターを作って(偽造して)欲しい”、“IELTSのスコア、全スキル6以上は、取れそうにないのでポジションを下げて(変えて)申請したい”、“中国の警察証明取得が面倒なので、その期間は日本に居たことにし …続きを読む

Express Entry 開始一年後の総括

今回は先日カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)から発表されたExpress Entry開始1年後の総括と今後の改定の方向性について取り上げます。 2015年1月より導入されたExpress Entryの主要な目的は、1)申請書受付数のコントロール、2)労働市場、各州ニーズへの迅速な対応、3)プロセスタイムの短縮である。昨年1年間に発行された移民申請の招待(ITA)の数は、旧システムの未審査ファイ …続きを読む

プロセスタイムについて

今回はカナダのビザ・移民申請に関わる大きな問題の一つであるプロセスタイムについての一考察です。 移民申請においてコントロールできないファクターは多々あるが、中でもプロセスタイムの変動は予想がつかないものの一つである。数年前、在外ビザオフィスのストライキが長引き、マニラのカナダ大使館では通常半年から9カ月で終了するはずのファミリークラス(配偶者、パートナー)の審査が1年以上かかったことがあった。また …続きを読む

雇用主へのインスペクション(検査)

外国人を雇用する企業へのインスペクションについて 今月は最近活発に行われるようになった、外国人就労者を雇用する企業へのインスペクションについて取り上げます。 昨年末頃から外国人就労者を雇用する雇用主に対して、約束した就労条件が守られているかどうかのインスペクション(検査)が活発に行われるようになった。以前はワークパーミット申請のために必要なLabour Market Impact Assessme …続きを読む

カナダ政府が抱える“家族の再統合”政策問題

今月は親・祖父母の呼び寄せ移民プログラムの現状とスーパービザについて解説します。 2016年1月4日に親・祖父母の呼び寄せ移民プログラムの申請書受付が開始されたが、その3日後には最大受付数の5000ケース(その後10000ケースに増やすことを政府は約束)を上回る14000の申請書が届き、直ちに受付が停止された。受付開始日前に届いてしまったり、最大受付数に含まれなかった申請書は返却される。年末年始の …続きを読む

オンタリオ州政府が薦める 州指名プログラム

今月はオンタリオ州の州指名プログラム(OINP)について解説します。 オンタリオ州政府はここ数年、州指名プログラム(PNP)の割り当て数を増やすよう連邦政府に働きかけ、2015 年にはBC 州、AB 州、SK 州と並ぶ年間5200人までCertificateを発行できるようになった。さらに現在、雇用主とリクルーターの登録、候補者の選考基準、査察や違反に対する罰則など広範なルールを規定した“オンタリ …続きを読む