イミグレコラム

MONTHLY ARCHIVES

新政権下でカナダ移民政策は どう変わる!?

今月は自由党政権の掲げるカナダ移民政策について取り上げます。 カナダ連邦政府の移民・難民・市民権大臣に ジョン・マッカラム氏が就任した。マッカラム氏は 政治家になる前は複数の大学で経済学の教授を 務め、ロイヤルバンク・オブ・カナダ(RBC)のチー フエコノミストだった。住民の約 60%を中国系が 占めるマーカム・ユニオンビル選挙区の議員となっ てからは、同性婚の法制化に貢献。防衛省大臣 として過去 …続きを読む

移民審査における犯罪歴の扱われ方

今月はカナダの移民申請の際に犯罪歴がどのように影響するかについて取り上げます。 カナダ移民申請の際には、原則として18歳になって以降連続して6カ月以上滞在した全ての国からの警察証明書の提出を求められる。家族を持つ場合は本人だけでなく、配偶者や同伴資格のある18歳以上の子供の警察証明書も提出しなければならない。それでは、カナダ政府は移民審査にあたり犯罪歴をどのように評価し、永住権発行の可否を判断する …続きを読む

カナダが直面する難民政策のジレンマ

今月は連邦総選挙の争点の一つともなっているカナダの難民政策について取り上げます。 トルコの海岸に打ち上げられた3歳の少年の遺体写真が世界中に流れ、ドイツを目指して欧州に押し寄せるシリア難民のニュースが連日報じられる中、シリア難民の問題がカナダ居住者にとって大きな関心事になりつつある。これに連邦総選挙のタイミングが重なり、これまでシリア難民受入れに消極的な姿勢をとっていたハーパー政権に対し、ここぞと …続きを読む

カナダ永住権維持のための居住日数

カナダ永住権維持のため気をつけたい居住日数 今月は永住権保有者のカナダ居住要件である“5年のうち2年(730日)”のカナダ居住日数の計算方法について取り上げます。 カナダ永住権取得後、永住権を維持するために5年のうち2年カナダに居住しなくてはならないという規定があるが、この5年とはどの期間のことを指すのか。また、カナダに実際には居住していなくても居住日数を計算できるのはどのような場合だろうか。 ま …続きを読む

TFWP 改訂で起こっていること

今月はルール改訂後のTFWP(外国人一時就労者プログラム)の現状をご説明します。 ファーストフードチェーン店のマクドナルドによるプログラム濫用が発覚したのをきっかけに、TFWPが大幅改訂となったのは今から約一年前である。外国人雇用のルールが厳しくなった結果、昨年の就労ビザ取得に必要なLMIA(Labour Market Impact Assessment)発行数は、2012年の約5分の1に減少した …続きを読む

脱・便利な市民権、厳しくなった取得要件

今月は最近改正された市民権法改正のポイントについてご説明します。 2015年6月11日付で、昨年夏から段階的に行われていた市民権法改正の全条項が施行されることになった。振り返れば2006年のレバノン侵攻の際に、カナダに居住していないカナダ国籍者救出のために多額の国民の税金が使われたと報じられた頃から、市民権法改正の議論が活発になったと記憶している。そして、数年前に虚偽申請によって多数のカナダ非居住 …続きを読む

学生ビザのQ&A

今月はスタディーパーミット(通称、学生ビザ)についてよくある質問について取り上げます。 【学生ビザがなくても学校に行けますか?】 6カ月以内に終了するプログラムで、かつ、カナダ入国の際に許可された滞在期間中に終了する場合は、学生ビザを免除されます。この条件を満たしていないケースとしては、例えば、ワーキングホリデービザが失効する2カ月前になってから4カ月のコースを新たに履修する場合です。つまり、履修 …続きを読む

外国人就労者の最長4年間の就労ルール

今月は外国人就労者の最長4年間の就労ルールについてご説明します。 最近受けた問い合わせであるが、LMIA(Labor Market Impact Assessment)で1年間の就労を許可されたにもかかわらず、発行されたワークパーミットの有効期間はたった4カ月だったいう。詳しく話を聞いてみると、最長4年間の就労ルールが適用されてLMIAで許可された期間分発行されなかったようだ。このルールは2011 …続きを読む

ファミリークラスの国内申請は本当に変わったのか?

今月はファミリークラス(配偶者、コモンローパートナー)の国内申請カテゴリーについて最近発表された新しい方針についてご説明します。 エコノミッククラス(個人移民)の申請については、今年1月Express Entryが始まり申請から6カ月以内にプロセスを完了すると謳われる一方で、ファミリークラスはこのシステムには組み込まれておらず、申請方法自体も何ら変更はない。しかしながら、CICより昨年12月22日 …続きを読む

Express Entry開始で見えてきた問題点

今年1月からスタートした新しい移民申請マネジメントシステム、Express Entryをめぐる最近の状況をまとめてお伝えします。 画期的な移民申請管理システムとして鳴り物入りでスタートしたExpress Entry(EE)。2月15日時点で政府から移民申請のInvitationを得たのはまだ1558人にすぎず、今年エコノミッククラスとして受入れ予定の18万人(旧システムからの申請者やEEを使わない …続きを読む

外国人雇用の手段として注目の駐在員の就労許可証

今月はカナダの日系企業が駐在員を受け入れる際に必要な就労許可証について最近の動向も含めてご説明します。 カナダ企業は経営効率を高め国際市場における競争力を向上させるために、資本関係にあるカナダ在外企業における就労者を企業駐在員として迎え入れることができる。就労許可証を取得するには通常まずLabour Market Impact Assessment(LMIA)が必要であるが、昨年カナダ政府はこのL …続きを読む

移民申請の仕組みががらりと変わる、Express Entry 開始

今月は1月から始まった新しい移民申請システム、Express Entry(EE)について知っておくべき留意点について解説します。 昨年12月にExpress Entry(EE)についての概要が発表されたが、実際には未だ詳細が詰められていない点や実施が遅れる内容もあるようだ。とはいうものの今月第4週には最初の“Draw”が行われる予定なので、現時点でこのシステムからの申請にあたって少なくとも理解して …続きを読む

誤用されることの多いビザ関連の用語

今月は間違えて理解されていたり、誤用されることの多いビザ関連の用語について取り上げます。今後は正しく理解して使うようにしましょう。 ビジタービザとビジターステイタス ビザ関連で最もよく混同されて使われているのはこの二つの用語だろう。ビジタービザというのは、Temporary Resident Visaというカナダに入国するために必要な査証の別称で、日本はビザ免除国なので“ビジタービザ”を申請・延長 …続きを読む

移民申請のために学生ビザを有効活用

今月はスタディーパーミット(通称、学生ビザ)を、将来の移民申請に繋げるための留意点について考えます。 現在カナダの移民申請においてはカナダ国内での就労経験が重視されている。しかし、外国人一時就労者プログラム(TFWP)が改定されたことによって、雇用主の名前の入ったワークパーミット取得が極めて困難な事態となり、移民申請資格を得るために必要な就労経験を積む機会が著しく狭められた。 そのため、学生が申請 …続きを読む