ケベック政府が前代未聞の無資格コンサルタント摘発を発表

2016年10月4日(火) Le ministère de l’Immigration, de la Diversité et de l’Inclusion(ケベック州移民省)は、連邦政府と協力して無資格コンサルタントの違法行為を摘発したことを発表。今回摘発されたのは、ICQ Algérie, Future Group 及び Chemin étudiantという会社からの代理申請を請け負った3人の無資格コンサルタント。2011年から2016年までの間にこの無資格コンサルタントが手掛けたファイルの数はおよそ600ケースに及ぶ。また、この3人のうちの1人が関与したと思われる申請書の多くには偽造文書が含まれていたことが報告されている。Le ministère de l’Immigration, de la Diversité et de l’Inclusionは、この摘発にあたり、今後この種の詐欺行為を予防するために、下記の対策を打ち出すことを発表している。

- 無資格コンサルタントに対して、ケベック州移民法の厳格なルールをリマインドするとともに、そのルールに違反した場合の罰則規定に関して通告する。
- 無資格コンサルタントの関与が認められる全ての申請書を調査する。(未審査ファイルだけでなく既ににアプルーブされた申請書も含まれる。)
 無資格コンサルタントが関与していることを申請書上で開示していない場合、または、偽造文書の提出によって現在CAQまたCSQの発行を待っている申請者及び偽造文書の提出によってすでにCAQまたはCSQを取得済みの申請者に対して、申請却下、または、アプルーバルが無効となる旨のレターを送付する。
- 申請者に対して有償で代理申請を依頼する場合は、ケベック州移民省のウェブサイト上で有償で代理申請を依頼できる、資格を持つプロフェッショナルをしっかり確認することの重要性をリマインドする。
- 申請者と無資格コンサルタントの申請行為に対する厳しい罰則規定について通告する。

尚、今回の発表によれば、却下または既に発行済みのCAQまたはCSQが無効になる旨のレターを受け取った申請者は、詐欺行為に加担していない証拠を提出する機会が与えられ、ケベック州移民省側がそれを正当だと認めた場合は、再審査される場合もあるという。また、さらに、有償で代理申請を依頼しても優先的にプロセスされたり、特別な配慮が払われるわけではないことをリマインドしている。

最後にケベック州移民省に対するCAQまたはCSQの申請関して、有償で代理申請を依頼できる資格は、下記にリストされているプロフェッショナルのみに与えられ、このリストに含まれていない場合は、有償で代理申請をすることは違法行為に当たる。

- members in good standing of the Barreau du Québec;
- members in good standing of the Chambre des notaires du Québec;
- individuals who have been granted special authorization by one of the two above-mentioned organizations;
- recognized immigration consultants who are registered with the Registre québécois des consultants en immigration

ソース:http://www.midi.gouv.qc.ca/fr/presse/communiques/com20161004-2.html