タグ別アーカイブ: OINP

オンタリオ州PNPアップデート(20170704)

オンタリオ州PNPオフィスは、Ontario’s Express Entry Human Capital Priorities (HCP)の要件を満たし、かつ、Information and Communications Technology (ICT) セクターで就労経験を有するExpress Entryの候補者にNotifications of Interest (NOIs)-オンタリオPNP申請の招待を発行することを発表しました。対象となる職種(NOC)は以下の通りです。尚、HCPはこれまでExpress Entryのスコアが400ポイント以上の候補者が対象でしたが、これらの職種の経験者に対しては400ポイントを下回る候補者にもNOIが発行されます。

  • NOC 0131: Telecommunication Carriers Managers
  • NOC 0213: Computer and Information Systems Managers
  • NOC 2133: Electrical and Electronics Engineers
  • NOC 2147: Computer Engineers (Except Software Engineers and Designers)
  • NOC 2171: Information Systems Analysts and Consultants
  • NOC 2172: Database Analysts and Data Administrators
  • NOC 2173: Software Engineers and Designers
  • NOC 2174: Computer Programmers and Interactive Media Developers
  • NOC 2175: Web Designers and Developers
  • NOC 2241: Electrical and Electronics Engineering Technologists and Technicians
  • NOC 2281: Computer Network Technicians
  • NOC 2282: User Support Technicians
  • NOC 2283: Systems Testing Technicians
  • NOC 5224: Broadcast Technicians
  • NOC 5241: Graphic Designers and Illustrators

 

オンタリオ州PNPアップデート(20170501)

5月31日付でオンタリオ州のPNPオフィスは、スキルドトレードクラスを対象にした新規カテゴリー創設、雇用主のジョブオファーが必要なカテゴリーの審査プロセス変更について発表しました。

Ontario’s Express Entry Skilled Trades Streamの申請要件

  1. Express EntryのProfileを受理されていること
  2. オンタリオ州PNPオフィスからNotification of Interest (NOI)を受けた日から遡って2年以内に少なくとも1年間、指定されたスキルドの職業 でオンタリオ州において1年以上のフルタイムの就労経験を持つこと
  3. ライセンスの必要な職種についてはCertificate of Qualificationを取得していること
  4. オンタリオ州在住
  5. 全スキルにおいてCLB5以上の英語力
  6. 十分な資金力があること

Employer Job Offer Streamの審査プロセス変更

これまで雇用主の審査が終了した後に候補者が申請書を提出する2段階のプロセスでPNPのCertificateが発行されていましたが、これが一体化されて、候補者の申請の中で雇用主の審査も行われることになりました。

オンタリオ州政府が薦める 州指名プログラム

今月はオンタリオ州の州指名プログラム(OINP)について解説します。

オンタリオ州政府はここ数年、州指名プログラム(PNP)の割り当て数を増やすよう連邦政府に働きかけ、2015 年にはBC 州、AB 州、SK 州と並ぶ年間5200人までCertificateを発行できるようになった。さらに現在、雇用主とリクルーターの登録、候補者の選考基準、査察や違反に対する罰則など広範なルールを規定した“オンタリオ移民法”の成立を急いでいる。今月は、州政府が州の経済成長の手段として近年重視し始めたOINP のプログラム概要(ビジネス移民を除く)を説明したい。

OINP は雇用主のジョブオファーが必要なプログラムと、必要のないプログラムに大きく二分される。ジョブオファーが必要なプログラムには外国人就労者向けと留学生向けがあり、いずれもオンタリオ州の雇用主からカナダの職業分類(NOC)のスキルレベル0、A、B の職種でフルタイムのジョブオファーが必要とされる。また、外国人就労者は、申請時から遡って5年間のうち2年以上関連した職務経験を有すること、留学生はカナダのカレッジ、大学で2年以上のプログラムを修了し2年以内に申請することが条件となっている。いずれも英語のスコアは必要とされていない。但し、このプログラムを利用できるのは3年以上の営業実績を持つ一定規模以上の企業に限られる。

一方、ジョブオファーが不要なプログラムは、従来のオンタリオ州の大学院修士号、博士号取得者向けのものに加えて、昨年Express Entryの登録者を対象としたHuman Capital Priorities Stream(HCP)とFrench-Speaking Skilled WorkerStream(FSSW)が創設された。前者は連邦スキルワーカー、またはカナダ経験クラスの基準を満たした上で、Express Entry のスコアが現状400ポイント以上の人が対象である。さらに州の要件は、一定期間の職務経験、OINP 独自のポイントシステムで67 ポイント以上取得、学士以上、英語力は全スキルCLB7以上とややハイレベルだ。FSSWの場合は、フランス語のCLB7と英語のCLB6が必要とされる以外の条件はHCP と同様である。

Express Entryにおいて移民申請のInvitationを得るためのスコアアップの方法としては、Labour Market Impact Assessmentの取得が主流である。しかし今後は各州のPNP が充実し、もう1つの方法として注目されるだろう。また、オンタリオ移民法の成立でPNP が法的根拠の下で運用されることは、透明性、公平性の点で大きな前進といえる。